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「夜空にかかる虹を見とことあるかい?」
 帽子からブーツまで、見事に漆黒の衣装でコーディネートした、多々良雪割草(たたら ゆきわりそう)は、相変わらず、ふざけているのか真面目なのか、よく分からない口調でそう言った。多々良は、時々・・・いや、頻繁にこういった抽象的な、謎かけのようなことを言う。
「にじ?プリズムの虹?なら、夜空にかかるわけがないよ。」そして、必ずそれに真面目に付き合う私。なんと思いやりのあることだろうか、と今思ったが、思いやりではない。きっと私は多々良との、この謎かけのようなやり取りが好きなだけなのだ。
 「虹っていうのは・・・」学生の頃の記憶を引きずり出し、虹の原理を思い返すに、あれは確か、太陽光の屈折で云々カンヌン・・・だったはずだ。あまり自信はないが、私は今まで、夜空にかかる虹を見たことがないし、そんな話を聞いたこともなかった。
 それとも、「虹」というのは何かの比喩なのだろうか?たとえば、北欧の最北端や、北極などで見られるというオーロラ。あれは、写真などで間接的にしか目にしたことがないが、虹と言えないこともないな、と思える。
「多々良、もしかして君が言わんとしていることは、オーロラのことかい?」いつもは、なかなか正解に行き着くことが出来ず、頭を痛めることがしばしばだが、今回はすぐに正解出来そうな手ごたえがある。自然と口の端がゆるむ。
「オーロラ?オーロラは、オーロラだろう?虹じゃあないね。」ふー、と一息。そして少し首を傾げながら「それとも君は、虹とオーロラの区別が曖昧なのかな?黒空蔵 月夜(くろからぐら つきよ)君」
 不正解だったらしい。だが、相変わらずとはいえ、なんと人を小ばかにしたような態度であろうか。世が世なら、そして私がお侍さんで、多々良が商人だったなら、間違いなく無礼打ちだ。残念ながら、世は平成。私も多々良もしがない大学生でしかないが。命拾いしたな、多々良。
 漠然と、変な自己満足をすることで、精神の安定をはかりつつ、多々良の問いかけに考えを廻らす。もしかしたら、これは久し振りの、いや今までで一番の難問なのかもしれない。
 ちらっと、多々良を見ると、背中まで伸びている長い黒髪を、くるくると手で弄んでいる。まるで、まだわからないの?とでも言いたげな態度だ。うーん、これはなんとしても正解にたどり着きたいものだ。
「さてさて」もたれかかっていた椅子から、延びをしながら立ち上がる多々良「次の講義に行きますかね」
 言い終わるかどうかの刹那、休み時間の終了を告げるチャイムが鳴り響いた。こういうところが、多々良の浮世離れしたオーラに厚みを増しているように思う。どこかつかみ所がないような。
「でも、多々良」思考は、一旦ストップ。次の講義のモードへ頭をチェンジ「チャイム鳴ってから行くんじゃ、遅刻だよ」
「あ、そこまでは考えていなかったなぁ」ふわりと、ロングのコートをひるがえし、後ろを歩く私の方へ振り返る「君は賢いね」
 やっぱり、謎かけよりも、多々良が一番面白い。口に出す事は絶対にないだろうが。メールでなら言えるかもしれない。メールは口ほどに物を言う。おそまつ。


 どうも、椎名桜です。なんでしょうね、この文章。大分まえから、日記のタイトル部分の頭文字を、五十音順で行こう!って決めてから、それまでに使っていない言葉を使ってタイトルを考えて来ました。今日は「よ」から始まる言葉で、どうしようか逡巡していたら、このタイトルのフレーズが浮かんだんですわ。んで、なんか勢いで小説じみた感じで書き綴っちゃいました。
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「坦々麺セット-!!」
 久し振りに、姉とお出かけ。横浜駅で待ち合わせ。前日に「遅れたらコロス」と、愛の溢れるメールで、釘を刺されていたので、待ち合わせ時間んの二十分前に到着。それから三十分後、なにくわぬ顔で遅れてご到着の姉と合流。
 お昼を食べに、横浜ジョイナス地下の四川飯店へ。画像のセットを注文。ピークを過ぎていたので、店長とお話出来るかなぁ、と思っていたんですが、何故か俺のテーブルに近づいて来ません。やだっ!Σ(・Д・)嫌われちゃったのかしらん!?
 お会計を済ませ、店を出るときになって、店長が100万ドルのスマイルで俺の肩をばしばし。凄く嬉しそうでした。なんだろう、便秘でも治りました?と、思ったら、俺の姉を彼女と勘違いしていたそうで。だから、気を使ってくれて、テーブルに近づかなかったんだとか。いやいや、店長。瓜二つの顔してるじゃん。
 食後、カラオケへ。相変わらずの姉の美声を堪能。ヴィジュアル系バンドのおっかけをしていた姉。昔取った杵柄で、古いヴィジュ系バンドの歌ばかり熱唱。その後、小粋なカフェでティータイム。話題はもっぱら「マリア様がみてる」誰が由乃さんと祐巳のプティスールになるのか!!と、トーク。なんだろう、この姉弟。あとは、横浜ベイスターズについて語り合いました。
 野球の話が出た勢いで、バッティングセンターへ。姉の指導の元、へったくそな俺が見る見る上達。プチ巨人の星。ストラックアウトもあったので、ピッチングにも挑戦。凄い肩がなまっている事を実感。草野球チーム作ろうかしら。
 楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、あやうく終バスを逃しそうに。横浜で姉と別れ、ほてほてと帰路につきましたとさ。
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「サイド1で描いたレイレイ」
 気合が入ったため、やたら時間かかりました。っつーか、これと冒頭の謎小説のせいで、更新が遅くなりました。申し訳ないです。決して遊んでたわけではないんですが・・・。ただ、生きることをエンジョイ&エキサイティングしていただけで<?
 
 リンクのところに一件追加しました。横浜ベイスターズオフィシャルサイト。今期は、あまり明るい話題が無かったんですが、オープン戦の戦績を見る限り、良い感じ?って思います。もしかしたら、また春の珍事かもわかりませんが。みなさん、横浜ベイスターズを応援しましょう。あぁ、オープン戦見に行きてぇわぁ。
 
 思い出したように、画像のイラストの話を。っつーか実際思い出したんですが。カラーの時は、お絵描き掲示板で描いた絵をアップしてるんですが、手で描いたような筆圧を再現する機能が無いので、線が均一で、個人的には若干淋しい絵になっちゃうんですよ。
 なので、今回のこの画像は、線にメリハリをつけて描きました。その分時間がかかったんですが、なかなかに満足出来る仕上がりになりました。
 でも、やっぱ手描きの方が楽チンでよいかも。かもかも。


今日の一言・
 たぶん、一生使わない言葉シリーズ           「ここは地球だったんだよ!!」
 
 番外編・たぶん、一生言われない言葉シリーズ    「まぁ!こんやはお赤飯ね」
 

>>追記
 やっぱり
 とっしー
 は
 凄いな
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by 417sakura | 2005-03-07 10:13 | 日記